二重の修正手術は、以前の手術のあとにゆるんだ、幅が広すぎる、左右差がある、傷跡が目立つといった二重を修正する手術です。古い瘢痕の癒着をはがし、皮膚と目を開ける筋肉のつながりをつくり直し、ラインを新たにデザインします。ほとんどの医師は、初回の手術から少なくとも6か月待つことをすすめています。
概要
- 手術時間
- 瘢痕と修正の範囲により通常1~2時間
- 麻酔
- 局所麻酔、静脈麻酔の併用が多い
- 抜糸
- 約5~7日後
- 目立つ腫れ
- 通常2~4週間、3~6か月かけて落ち着いていく
- 韓国での推奨滞在期間
- 約7~10日
- 前回の手術からの期間
- 通常少なくとも6か月
- 担当医
- キム・ジュニョン院長(カウンセリングから経過観察まで)
二重の修正手術とは?
二重の修正手術は、すでに二重の手術を受けた上まぶたに、2回目(またはそれ以上)の手術を行うものです。目的は単に新しいラインをつくることではありません。最初の二重がなぜ今のように見えるのかを理解し、根本的な原因を正し、目の動きとともに自然に動くラインをつくり直すことです。
修正を希望される理由はさまざまです。ゆるんだり消えたりした二重、幅が広すぎて固定されたように、または驚いたように見える高すぎる二重のライン、左右がそろわなくなった目、くぼんだ上まぶた、目を閉じたときに見える傷跡などです。ただ「自分らしくない」と感じる方もいます。どれも十分に正当な出発点です。
ウィルビーにとって、目元の修正手術は診療の中心です。キム・ジュニョン院長がすべてのカウンセリング、手術、経過観察を自ら行うため、まぶたの経緯を読み解く人と、それを修正する人が同じです。
二重がうまくいかないのはなぜ?
二重のラインは、上まぶたの皮膚が決まった高さで、まぶたを持ち上げる組織、つまり挙筋腱膜(目を開ける筋肉の薄い腱膜)と瞼板(まぶたの形を保つ軟骨のような硬い板)につながっていることで生まれます。目を開けると挙筋がそのつながりを上へ引き、その上の皮膚が折り重なります。この関係が崩れると、二重も崩れます。主な原因は次のとおりです。
- 組織の癒着が弱い、または失われた。切らない方法では、糸とそれがつくる瘢痕による結合でラインを保ちます。結合が弱い、まぶたが厚い、糸がゆるむなどすると、ラインが薄くなったり三重になったりします。
- 誤った層の瘢痕組織。切開はすべて内部に瘢痕を残して治ります。固定位置が高すぎたり、瘢痕が複数の層に広がったりすると、皮膚が引きつれて深く固定されたようなラインや、ラインの上のくぼみが生じることがあります。
- 挙筋の問題。目を開ける筋肉がもともと弱かった場合(眼瞼下垂の一種)や手術中に影響を受けた場合、まぶたが十分に上がらないことがあります。しっかり開かないまぶたの上につくった二重は、重たく眠そうに、または左右差があるように見えることが多いです。
- 皮膚の不足。皮膚を取りすぎると、やわらかくかぶさるラインをつくる皮膚が足りなくなることがあります。まぶたがつっぱって見え、目を閉じたときの感覚が変わることもあります。
- 脂肪とボリュームの変化。脂肪を取りすぎると、くぼんで老けた印象になることがあり、厚いまぶたで取る量が少なすぎると、ラインが腫れぼったく浅く見えることがあります。
多くの場合、複数の要因が重なっています。だからこそ、どんな技術よりも丁寧な診断が大切なのです。
修正手術に向いているのはどんな方?
二重がゆるんだ、左右差がある、幅が広すぎる、固定されたように不自然に見える、目立つ傷跡や段差がある、以前より目が重く見える、といった場合には修正の対象になりえます。全身の健康状態が良好で、現実的な期待をお持ちで、1度目の手術が治るのに十分な時間が経っていることが一般的な条件です。
1度目の手術が最近でまだ腫れが引いている途中の場合、ドライアイや目の感染症がある場合、見えている差が小さく時間とともに改善しそうな場合は、まだ修正の時期ではないかもしれません。カウンセリングでの正直な答えが「待ちましょう」になる方もいます。私は目元の修正手術の対象?のガイドで詳しくご案内しています。
修正できること、難しいこと
修正手術には確かな力と、確かな限界があります。決める前に両方を知っておくことが大切です。
改善できることが多いもの
- ゆるんだり消えかけたりしている二重:より安定した内部のつながりをつくって改善します。
- 幅が広すぎるライン:以前の固定を外し組織を再配分して、より低いラインができるようにします。どこまで下げられるかは、残っている皮膚とやわらかい組織の量によります。
- 左右の目の差:特に二重の高さや目の開きの違いによるものです。
- 目を開ける力の弱さ:同時に挙筋を矯正します。
- くぼみ:場合によっては、残っている脂肪の再配置や少量の脂肪注入などで組織を補って改善します。
変えるのが難しいもの
- 大きな皮膚の不足は完全には元に戻せません。取り除いた皮膚を同じ皮膚で置き換えることはできないためです。ラインは通常整えられますが、手術前のまぶたに戻るとは限りません。
- 瘢痕組織はゆるめてやわらかくすることはできますが、修正手術もそれ自体の治癒過程を伴います。傷跡を目立ちにくくすることはできても、消すことはできません。
- 手術を重ねるごとに瘢痕が増え、組織は予測しにくくなります。今回の修正を最後にできるほど、慎重に計画することが目標です。
ウィルビーのキム院長の修正へのアプローチ
修正は、お話を聞くことから始まります。キム院長は、何が気になっているのか、最初の手術で何を望んでいたのか、今鏡を見るときにどう感じたいのかをお尋ねします。そのうえで、動いている状態のまぶたを診察します。目を開ける力、安静時と上を見たときの二重の高さ、皮膚の量、傷跡の位置、脂肪、眉の位置です。以前の手術記録があれば役立ちますが、必須ではありません。
デザインは決まった型ではなく、ご自身の比率から組み立てます。目の横幅、眉とまつ毛の距離、目頭の形、話すときの顔の動き方です。目指すのは、もともとご自身の顔にあったように見えるラインです。ウィルビーの理念「You will be you」はこのことを意味しています。
ウィルビーは院長1人のクリニックのため、修正を計画した院長本人が手術を行い、すべての経過観察でお会いします。修正手術では特にこの一貫性が大切です。治り具合を判断する人が、中で何をしたかを正確に知っている人だからです。
手術の流れ
- マーキングとデザイン。重力と眉の位置を考慮するため、座った姿勢で新しいラインをマーキングします。可能な場合は以前の傷跡を切開線に含め、新しい傷跡が増えないようにします。
- 麻酔。局所麻酔でまぶたを麻酔し、快適さのために静脈麻酔を併用することが多いです。
- 瘢痕の剥離。デザインに沿って開き、皮膚、眼輪筋(目を閉じる薄い輪状の筋肉)、眼窩隔膜(まぶたの脂肪を支える膜)、挙筋の間の癒着を丁寧にはがします。この工程で各層を本来の位置に戻します。
- 挙筋の評価。層を分けた状態で目の開きを確認します。挙筋が弱かったり外れていたりする場合は、この段階で前転または引き締めます。
- 組織のバランス調整。くぼみを埋め、以前の高さで再び癒着しないよう、脂肪を下へ移動させることがあります。余分な組織は控えめに切除し、皮膚はできるだけ温存します。
- 新たな固定。左右対称に注意しながら、計画した高さで皮膚を挙筋または瞼板につなぎます。静脈麻酔の状態が許せば、手術中に目を開けていただいて仕上がりを確認します。
- 縫合。ラインに沿って細い糸で皮膚を縫合します。
修正手術のダウンタイムはどのくらい?
修正手術の組織は一度治った経験があるため、初回の手術より腫れが長引く傾向があります。下記は一般的な目安です。詳しくは修正手術の回復ガイドをご覧ください。ご自身の予定は院長が確認します。
| 術後の時期 | 経過の目安 |
|---|---|
| 1~3日目 | 腫れが最も強く、多少の内出血があります。冷やして頭を高くします。 |
| 5~7日目 | 抜糸します。メガネをかけて気軽に外出される方が多いです。 |
| 2~4週間 | 目立つ腫れが引いていきます。二重がまだ最終的な状態より広く、または重く見えることがあります。 |
| 3~6か月 | ラインがやわらかくなって落ち着き、傷跡はピンク色から肌の色に近づいていきます。 |
| 6~12か月 | ほとんどの方で最終的な形になります。 |
修正手術はいつ受けられる?
ほとんどの場合、前回の手術から少なくとも6か月待つことをおすすめしており、傷跡がまだ硬く赤い場合はさらに長く待つこともあります。待つことで腫れが引き、瘢痕組織が成熟するため、本当の仕上がりが見え、組織も安全に扱えるようになります。糸のトラブルなど特定の問題では、より早い時期の処置を検討することもあります。修正手術はいつ受けられる?もご覧ください。
リスクとその軽減方法
修正手術には、すべてのまぶたの手術と同じリスクがあり、瘢痕のある組織では一部のリスクが高くなります。出血と内出血、感染、左右差、計画より広い・狭い二重、長引く腫れ、目立つ傷跡、一時的なドライアイや目が完全に閉じにくい状態、さらなる調整が必要になる可能性などです。結果には個人差があります。
ウィルビーでは、手術前の徹底した診断、控えめな皮膚切除、層ごとの緻密な剥離、手術中の目の開きの確認、同じ院長によるきめ細かな経過観察によってこれらに対処しています。
他の手術との組み合わせ
修正手術は、目を開ける力が弱い場合は眼瞼下垂の矯正と、目頭の傷跡が気になる場合は目頭切開の修正と、上まぶたがくぼんでいる場合は脂肪注入と組み合わせることがよくあります。組み合わせるかどうかは症例ごとに判断し、常に安定した二重を最優先にします。
海外からお越しの方の韓国滞在
ソウルでの滞在は約7~10日が目安です。到着後にカウンセリング、翌日またはその直後に手術、5~7日目ごろに抜糸、帰国前に最終確認という流れです。スケジュールが許せば、もう少し長く滞在するほうが楽です。渡航前のオンライン写真チェックで、今修正手術を行うのが適切かどうかを確認できます。韓国にはどのくらい滞在すべき?もご覧いただき、帰国後の写真による経過観察についてもお気軽にお尋ねください。
二重の修正は何回までできますか?
決まった回数はありませんが、手術のたびに瘢痕組織が増え、扱える皮膚や脂肪は減っていきます。そのため、修正を重ねるほど結果の予測が難しくなります。だからこそ修正手術は、最後になることを目指して慎重に計画すべきです。皮膚の量、瘢痕、目の開きを診るカウンセリングが、ご自身にとって現実的な範囲を最もはっきり示してくれます。
幅が広すぎる二重を狭くできますか?
狭くできることが多いですが、どこまで下げられるかは、まつ毛と眉の間に残っている皮膚とやわらかい組織の量によります。以前の高い固定を外し、再び癒着しないよう層の間に組織や脂肪を置き、より低い新しいつながりをつくります。皮膚が不足している場合、改善は部分的になることがあります。診察後に見込みの範囲をご説明します。
修正手術は初回より痛いですか?
多くの方は鋭い痛みというより不快感と表現され、初回の手術と同程度か、やや強い程度です。手術中は局所麻酔でまぶたを麻酔し、快適さのために静脈麻酔を併用することが多いです。術後数日のつっぱり感や腫れは、通常は処方薬と冷却で十分に対処できます。
最初の手術の傷跡は取れますか?
可能な場合は以前の傷跡を新しい切開に含め、傷跡が2本ではなく1本の細い線になるようにします。傷跡を目立ちにくくできることは多いですが、どんな切開もそれ自体の傷跡を残して治ります。ほとんどの方では、この線は二重のラインの中に収まり、目を開けると隠れます。
以前の手術記録は必要ですか?
どの方法で行われ、どれだけの組織が取られたかが分かるため記録があると役立ちますが、必須ではありません。重要な点の多くは、二重の高さ、目を開ける力、傷跡の位置、皮膚の量など、直接評価できます。お持ちの資料と、可能であれば初回の手術前の写真もお持ちください。
修正手術のあと、腫れが長引くのはなぜですか?
瘢痕のある組織では、術後に水分を排出する細い通り道であるリンパの流れが変わっています。また瘢痕をはがすことで、内部の治癒もそれだけ増えます。そのため修正手術の腫れは、初回より引くのに時間がかかることが多いのです。目立つ腫れは通常2~4週間で改善し、ラインは数か月かけてやわらかくなっていきます。
