自然癒着法の二重は、皮膚を切開せずに上まぶたに二重のラインをつくる手術です。小さな穴をいくつか開け、細い糸でまぶたの皮膚と目を開ける組織をつなぐことで、組織が長く続く癒着を形成します。余分な皮膚や脂肪が少ない薄いまぶたに向いており、一般に切開法よりダウンタイムが短く済みます。
概要
- 手術時間
- 短時間の手術。デザインと麻酔の時間が別途必要
- 麻酔
- 局所麻酔、ご希望により静脈麻酔を併用
- 切開
- なし。小さな針穴が数か所のみ
- 目立つ腫れ
- 大部分は3~7日、1~2か月かけて落ち着く
- 糸
- 埋没。通常は抜糸不要
- 韓国での推奨滞在期間
- 約4~6日
自然癒着法の二重整形とは?
自然癒着法の二重は、ウィルビーの切らない二重術です。まぶたを切開する代わりに小さな穴をいくつか開け、細い埋没糸で皮膚とまぶたを持ち上げる組織をつなぎます。その後数週間かけて、ライン沿いに体がやわらかな内部の結合、つまり癒着をつくります。そのため、見えている二重は糸だけでなくご自身の組織によっても支えられます。
「10分」という名前は、二重をつくる工程そのものが短いことを表しています。丁寧なデザインやマーキング、局所麻酔を先に行うため、クリニックでの滞在時間はもう少し長くなります。この名前に込めているのは考え方です。組織への負担を最小限にし、腫れを最小限に抑え、もともとあったかのように見える仕上がりを目指します。
どのような方に向いていますか?
この方法は、主に次のような方に向いています。
- 上まぶたの皮膚が薄い、または比較的薄い方
- まつ毛の上に余分な皮膚や脂肪が少ない方
- 目を開ける力が正常な方
- 末広型やテーパー型など、やわらかく低め〜中くらいの幅をご希望の方
- ダウンタイムを長く取れない方
まぶたが厚い・腫れぼったい場合、皮膚のたるみが大きい場合(かぶさりまぶたや加齢によるまぶたに多い)、目を開ける力が弱い場合、高く華やかな二重をご希望の場合には、通常は向いていません。そのような場合は糸だけでは時間とともに取れやすく、全切開二重や眼瞼下垂の矯正のほうが確実なことが多いです。比較は自然癒着法と全切開法の比較をご覧ください。
キム院長の二重デザイン
ウィルビーでは、カウンセリングで会った医師がそのままデザインし、手術を行い、経過も確認します。キム・ジュニョン院長はまず目の動きを観察します。まぶたがどこまで上がるか、片側だけ大きく開いていないか、上下を見たときに皮膚がどう動くかを確かめます。
そのうえで、目の横幅、眉とまつ毛の距離、まぶたのふくらみ、目頭の形など、お顔のバランスからラインをデザインします。細い器具でさまざまな幅の二重をシミュレーションし、固定する前に鏡で確認していただけます。目指すのは、誰かから借りてきた二重ではなく、ご自身のお顔に調和する二重です。ウィルビーの理念「You will be you」がここにあります。
手術はどのように行われますか?
少し解剖を知ると、この方法がなぜ有効なのかが分かります。上まぶたの前側には皮膚と眼輪筋(目を閉じる薄い筋肉)があり、後ろ側には目を開ける筋肉の腱である挙筋腱膜と、まぶたの縁の形を保つ硬い瞼板があります。生まれつき二重の方は細い線維が挙筋と皮膚をつないでいるため、目を開けると皮膚が折り込まれます。この手術は、そのつながりを再現します。
- デザイン。座った姿勢で二重のラインをマーキングします。
- 麻酔。少量の局所麻酔を行い、ご希望に応じて静脈麻酔を追加します。
- 小さな穴。デザインに沿ってミリ単位の小さな穴を数か所開けます。
- 糸の固定。細い糸で真皮(皮膚の深い層)とまぶたの挙筋側を選んだ高さでつなぎ、結び目は皮膚の下に埋め込みます。
- 癒着。組織への負担が最小限のため、術後数週間でライン沿いにやわらかくコントロールされた癒着が生まれます。
- 左右の確認。目を開けた状態で左右を比べ、必要に応じて調整します。
麻酔と手術時間
手術は局所麻酔で行います。局所麻酔だけで快適に過ごせる方が多く、不安が強い方には軽い静脈麻酔もご用意しています。二重をつくる工程は短いものの、デザインやマーキング、麻酔に時間がかかるため、クリニックには合計で数時間ほど滞在するとお考えください。手術当日にお帰りいただけます。麻酔方法について詳しく見る。
ダウンタイムはどのくらいですか?
| 時期 | 経過の目安 |
|---|---|
| 1~2日目 | 軽い腫れとつっぱり感があります。冷やすと楽になります。 |
| 3~7日目 | 目立つ腫れの大部分が引きます。指示に従い、約1週間後からデスクワークや軽いアイメイクを再開する方が多いです。 |
| 2~4週間 | ラインが次第に自然になりますが、残った腫れでやや幅広く見えることがあります。 |
| 1~2か月 | 二重がおおむね落ち着いた形になります。 |
内出血は通常少ないものの、個人差があります。日ごとの回復ガイドもご覧ください。
リスクとその軽減方法
どの手術にもリスクがあります。切らない方法で特に関係するのは次のとおりです。
- ラインの戻り。まぶたが厚い場合、目をよくこする場合、体重の変化が大きい場合などに、時間とともに取れることがあります。切開しない代わりの最大のトレードオフで、適応を慎重に見極めることが最も有効な予防策です。
- 左右差。幅や形の違いで、腫れている間の一時的なものが多いです。
- 糸に関するトラブル。小さなしこり、結び目の露出、まぶた裏の刺激などがまれに起こることがあり、治療が可能です。
- 感染や針穴部分の小さな嚢胞。
- 一時的な乾燥感や異物感。
二重が取れた場合は、再度の埋没法や切開法への切り替えで整え直せることがほとんどです。二重が取れてしまったときをご覧ください。
他の手術との組み合わせ
蒙古ひだが強く二重の始まりが隠れている場合、自然癒着法は目頭切開と組み合わせることがよくあります。目を開ける力がやや弱い場合は切らない眼瞼下垂の矯正を検討することもあり、ご自身のまぶたに合うかどうかは院長がご説明します。
末広型・テーパー型・平行型:どの形が似合う?
二重の形は、目頭との関係で表されます。末広型は目頭のひだの内側から始まり、目尻に向かって幅が出てくるライン、テーパー型は鼻側で細く始まり徐々に広がるライン、平行型は目頭から離れてまぶた全体にほぼ同じ幅で続くラインです。
どれかがそれ自体で美しいわけではありません。大切なのは調和です。蒙古ひだ(目頭を覆う小さな皮膚のひだ)がはっきりしている方は、末広型やテーパー型が最も自然に見えることが多く、目頭も調整しない限り平行型は不自然に見えることがあります。目の横幅、眉の高さ、まぶたのふくらみも、どの形が「生まれつき」に見えるかを左右します。キム院長は鏡の前で一緒に選択肢を確認し、なぜその形が合うのかをご説明します。
自然癒着法では、低め〜中くらいの幅が最もやわらかく見え、安定して持ちやすい傾向があります。より幅広くはっきりした二重をご希望なら、切開法のほうが目的に合うかどうかを相談するのがおすすめです。
手術前の準備
準備はシンプルですが、きちんと行う価値があります。手術の1~2週間前から、アスピリン、一部の消炎鎮痛薬、魚油、ビタミンEなど内出血を増やしうる薬やサプリメントの中止をお願いすることがあります。処方薬は、処方した医師に相談せずに中止しないでください。数日前からは飲酒を控え、喫煙される方は回復を遅らせるため、できるだけ早く禁煙してください。
当日はアイメイクとコンタクトレンズをせずにお越しいただき、前開きの服を着て、サングラスをお持ちください。静脈麻酔を受ける場合は、宿泊先まで付き添ってくれる方を手配してください。
ご自宅での目元のケア
最初の1週間の丁寧なケアが、仕上がりに目に見える差を生みます。最初の48時間は短い間隔で冷やし、院長の指示があればその後はぬるめの温罨法に切り替えます。寝るときは頭を少し高くしてください。小さな穴の部分を清潔に保ち、処方された軟膏を塗ります。特にアレルギーのある方は目をこすらないでください。摩擦は、切らない二重が時間とともに取れる原因のひとつです。約2週間はサウナ、水泳、飲酒、激しい運動を控えてください。
海外からお越しの方の韓国滞在
ソウルでの滞在は約4~6日が目安です。カウンセリングと手術は連日で行えることが多く、帰国前に経過を確認します。糸は埋没しているため、通常抜糸の予約はありません。ほとんどの方が術後数日で、残る腫れはサングラスで隠して快適に飛行機に乗られます。渡航前に目元の写真をはっきりと送っていただければ、この方法がご自身のまぶたに合うかどうかキム院長が事前に見解をお伝えでき、不安を減らして旅程を立てられます。帰国後も写真を送って経過を確認していただけます。
自然癒着法の二重はどのくらい持ちますか?
まぶたが薄く余分な皮膚が少ない、適応の合った方であれば、糸とその周りにできる内部の癒着の両方で支えられるため、一般的に長持ちします。ただし持続性には個人差があります。厚いまぶた、頻繁に目をこする癖、アレルギー、皮膚の加齢などは、時間とともに切らない二重をゆるめることがあります。その場合も、たいていは修正が可能です。
自然癒着法は傷跡が残りますか?
切開線はありません。小さな針穴を数か所使うだけで、ほとんどの方は数週間でほぼ分からないほどに治ります。どの施術も治り方には個人差があり、しばらくは近くで見ると小さな跡が分かることがあります。埋没した糸は、目を開けているときには見えません。
二重の幅は自分で選べますか?
はい、ご自身のまぶたに合う範囲内で選べます。デザイン時に鏡を見ながら、細い器具でさまざまな幅をシミュレーションします。皮膚の厚さ、眉の位置、目の形から、どの幅が自然に見えて安定しやすいかを院長がご説明します。とても幅の広い二重は、一般に切開法のほうが適しています。
自然癒着法でかぶさりまぶたや下がったまぶたも改善できますか?
単独では難しいことがほとんどです。余った皮膚がまつ毛にかぶさっている場合や、目を開ける筋肉が弱い場合、糸だけでは組織の重みに負けてしまいがちです。全切開二重、眼瞼下垂の矯正、上眼瞼形成、眉下切開のほうが通常は適しており、カウンセリングでどれが合うかを確認できます。
コンタクトレンズやメイクはいつから再開できますか?
多くの方が約1週間後からコンタクトレンズやアイメイクを再開されますが、まぶたの回復具合によって異なるため、院長の指示に従ってください。最初の数日は針穴部分を清潔に保ち、目をこすらず、メイクを再開する際は新しく清潔な化粧品だけを使ってください。
