手術の比較 · ボリューム
ソウルで比べるヒアルロン酸注入と脂肪注入
ボリュームは、若々しさをさりげなく伝えるサインのひとつです。上手に取り戻すには、どこに、どれだけ、何で補うかが鍵になります。
ヒアルロン酸注入は、小さく限られた部位のボリューム不足に向いており、ダウンタイムがなく、調整や溶解ができる結果を望む方に適しています。脂肪注入は、顔全体にわたる広い範囲のボリューム不足に向いており、短い回復期間と脂肪の生着にある程度の不確実さを受け入れたうえで、ご自身の組織による長持ちする結果を望む方に適しています。
ひと目でわかる
- 比較するもの
- ヒアルロン酸フィラーと、ご自身の脂肪の移植
- 主な違い
- 一時的で溶かせる製剤か、生きた組織か
- ダウンタイムがないのは
- 多くの場合、ヒアルロン酸注入
- 長持ちするのは
- 生着した脂肪であれば脂肪注入
- 判断の決め手
- 部位の大きさ、希望する持続期間、ダウンタイムの許容度
- 判断するのは
- ボリュームの減少と肌の状態を評価したうえでキム院長が判断
ヒアルロン酸注入と脂肪注入の比較
ヒアルロン酸注入か脂肪注入かは、量の決まった製剤と生きた組織のどちらを選ぶかということです。ヒアルロン酸フィラーは水分を抱え込むジェルで、注入した場所にボリュームを加えます。脂肪注入は、主におなかや太ももなどからご自身の脂肪を少量採取し、ボリュームが失われた部位へ移します。どちらもくぼみやしわをやわらげられますが、持続期間、予測のしやすさ、回復の内容が異なります。
| 項目 | ヒアルロン酸注入 | 脂肪注入 |
|---|---|---|
| 改善する点 | 局所的なくぼみ、しわ、唇、あご、小さな輪郭の調整 | 広い範囲のボリューム不足:こめかみ、頬、目の下、額、手の甲 |
| 切開 / 傷あと | 針またはカニューレの刺入部のみ | 採取と注入のためのごく小さな刺入部 |
| 麻酔 | 表面麻酔クリームまたは局所麻酔 | 多くの場合、局所麻酔と静脈麻酔 |
| 施術時間 | 約15〜45分 | 採取を含めて約1〜2時間 |
| 回復 | ほとんどなし。数日間、軽い腫れや内出血 | 腫れは1〜2週間。採取部に軽い痛み |
| 持続性 | 製剤と部位により、通常数か月〜約1〜2年 | 生着した脂肪は長持ち。一部は通常吸収される |
| 元に戻す / 修正 | ヒアルロン酸は酵素で溶かせる | 簡単には元に戻せない。追加施術が必要なこともある |
| 主な適応 | 部位が小さく、調整のしやすさとダウンタイムのなさを望む方 | 広い範囲のボリューム不足で、ご自身の組織と長い持続期間を望む方 |
ヒアルロン酸注入の仕組み
ヒアルロン酸注入に使うフィラーは、肌にもともと存在する糖分子であるヒアルロン酸でできており、水分と結びついて注入した場所にボリュームを加えます。製剤ごとに硬さが異なり、深さと部位に応じて選びます。骨に沿って構造的な支えが必要な場所には硬めのジェルを、繊細な部位にはやわらかいジェルを使います。ヒアルロン酸はヒアルロニダーゼという酵素で溶かせるため、必要に応じて結果を調整したり元に戻したりできます。時間とともに、体がジェルを少しずつ分解していきます。
脂肪注入の仕組み
PRPマイクロ脂肪注入では、脂肪をやさしく採取して非常に細かい粒子に加工し、複数の層に少量ずつ注入します。ご自身の血液から作るPRP(多血小板血漿)を加えることもあります。注入した脂肪が生き残るには、新しい血管とつながる必要があります。血流が確保された脂肪は組織の一部となり、ご自身とともに年齢を重ねますが、一部は通常吸収されるため、結果には個人差があり、追加施術が必要になることもあります。
どちらを選ぶべき?
- 部位の大きさ:ヒアルロン酸は小さく精密な調整に効率的で、脂肪は広い範囲に向いています。
- 持続期間:ヒアルロン酸は繰り返しが必要で、生着した脂肪は長持ちします。
- 元に戻せるか:ヒアルロン酸は溶かせますが、脂肪は簡単には取り除けません。
- ダウンタイム:ヒアルロン酸はほとんどなく、脂肪注入は腫れが落ち着くまで約1〜2週間かかります。
- 予測のしやすさ:ヒアルロン酸は注入した時点でボリュームが決まりますが、脂肪は生着に個人差があります。
ボリュームの「質」が大切な理由
年齢とともに、顔の脂肪区画の一部はボリュームを失い、ほかの区画は下へ移動します。その結果は単にボリュームが減るのではなく、ボリュームが本来とは違う場所にあるという状態です。こけたこめかみ、平らになった頬の中央、深くなったしわがその例です。上方の支えを取り戻さずにしわを一本だけ埋めると、顔が重たく見えたり、入れすぎに見えたりすることがあります。上手なボリュームの回復は、脂肪区画の解剖学的な構造に沿い、しぼんだ部位から顔を支えます。
そのため、ヒアルロン酸か脂肪かの選択は、多くの場合スケールの問題になります。範囲のはっきりした一か所に支えが必要なら、ヒアルロン酸注入が精密さとコントロールをもたらします。複数の区画がしぼんでいるなら、脂肪注入は周囲の組織と同じようにふるまう素材で、一度の施術でまとめて治療できます。
組み合わせが適しているのは?
脂肪注入で広い範囲のボリュームを取り戻し、唇やあごなど精密なコントロールが役立つ小さな部位はヒアルロン酸で整えることがあります。脂肪は外科的なリフトアップとも組み合わせられます。フェイスリフトで組織の位置を整えた後、失われたボリュームを脂肪で補うことができます。計画は決まった公式ではなく、解剖学的な構造に沿って立てます。同じ部位にヒアルロン酸を繰り返し注入してきた場合は、残っている製剤を評価したうえで、より長持ちする選択肢として脂肪注入を検討することもあります。
回復の経過は?
ヒアルロン酸注入の後は、ほとんどの方が当日から普段の生活に戻れます。軽い腫れ、押したときの痛み、小さな内出血が数日続くことがあります。脂肪注入の後は、腫れのため最初は施術部位がふっくらして見え、通常1〜2週間かけて落ち着きます。採取部には内出血や痛みが出ることがあります。脂肪注入の最終的な結果は、約3か月かけてはっきりしてきます。脂肪注入の回復ガイドもご覧ください。詳しくは担当医がご案内します。
どのようなリスクがありますか?
ヒアルロン酸注入のリスクには、内出血、腫れ、しこり、製剤が透けて見えること、感染、そしてまれに緊急の治療が必要な血管閉塞(血管が詰まること)があります。脂肪注入のリスクには、不均一な吸収、しこり、過矯正、採取部の内出血、そしてまれに血管の合併症があります。顔の解剖学の知識と丁寧な技術が、これらのリスクを抑えます。結果には個人差があります。
キム院長がカウンセリングで判断する方法
キム院長は、どこでボリュームが失われているか、肌の厚み、部位の大きさ、そしてダウンタイムと持続期間についてのご希望を評価します。自然でバランスのとれた顔という目標を大切にしながら、部位ごとにどの方法が合うか、組み合わせに意味があるかをご説明します。お悩みが実はボリューム不足ではなくたるみである場合も、その旨をお伝えします。下がった組織にボリュームを足すと、若々しくなるどころか顔が重たく見えることがあるからです。費用は製剤や方法、施術部位、必要な量によって異なり、評価の後にお見積もりをお伝えします。
ヒアルロン酸と脂肪、長持ちするのはどちらですか?
注入の過程で生き残った脂肪は長持ちし、ご自身とともに年齢を重ねます。ヒアルロン酸フィラーは、製剤、部位、個人の代謝によって数か月から約1〜2年持続します。ただし、注入した脂肪の一部は吸収されるため、予定した結果を得るために追加施術が必要になることがあります。
脂肪注入もヒアルロン酸のように元に戻せますか?
簡単ではありません。ヒアルロン酸フィラーは酵素で溶かせますが、脂肪は溶かせません。余分な脂肪を慎重な方法で減らせる場合もありますが、より複雑になります。そのため脂肪は複数の層に少量ずつ控えめに注入し、過矯正よりも2回目の施術を優先します。
脂肪注入はヒアルロン酸より安全ですか?
それぞれに固有のリスクがあります。脂肪注入は異物を使いませんが、採取の工程が必要で、生着には個人差があります。ヒアルロン酸は手軽で元に戻せますが、効果は一時的です。まれな血管の合併症はどちらでも起こりえます。安全性は、解剖学の知識、技術、適切な製剤選びに大きく左右されます。
以前ヒアルロン酸を注入したことがあっても、脂肪注入はできますか?
通常は可能です。残っているフィラーが不均一だったり、脂肪の注入の妨げになったりする場合は、先に溶かすことがあります。タイミングは使用した製剤と注入からの期間によって異なります。キム院長が施術歴を確認し、その部位を診察したうえで注入の計画を立てます。
手の甲にも脂肪注入はできますか?
はい。脂肪注入は、皮膚が薄くなって腱や血管が目立ちやすくなる手の甲のボリュームを取り戻すために、よく用いられます。ウィルビーでは手の甲のPRP脂肪注入を行っており、顔の脂肪注入と同様の方法に、手の解剖学的な構造に合わせた調整を加えます。
院長ひとりが担当・カウンセリングから経過観察まで
ボリュームは、もともとご自身のものだったように見えるべきです。どう取り戻すか、キム院長が一緒に選びます。
ソウルでの来院カウンセリングとオンライン相談のどちらにも対応しています。すべての症例をキム・ジュニョン院長が直接確認します。
